最近耳にすることが多いノマドワーカーという言葉ですが、「実際のところ、どんな働き方をしているの?」と疑問に感じている方も多いのではないでしょうか?

結論から言うと、ノマドワークはママワーカーやWebライターと非常に相性が良い働き方です。そこで今回は、すでに在宅ワークをしているママワーカーやこれから在宅ワークに挑戦してみたい方へ向けて、ノマドワーカーの働き方やメリット・デメリット、実際のノマドママワーカーのタイムスケジュール例などをご紹介いたします。

ノマドワーカー・ノマドワークって何?

まずは「ノマド」という言葉について説明いたします。

ノマドとはフランス語で「遊牧民」という意味を持つ言葉。そのため、最近では「時間や場所に縛られず、好きな時に好きな場所で働くこと」を意味しているのです。

カフェや図書館で働くのもノマドワークですし、海外を旅しながら働くのもノマドワークといえます。最近では働き方改革の影響もあり、自由な働き方を選べる社会になってきているのです。

リモートワークとの違いは?

ノマドワーカーと間違われやすいのが、最近増えている「リモートワーク」です。どちらも同じような働き方に思えますが、この2つは決定的な違いがあります。

まず「リモート」とは「遠隔」という意味です。「会社には出社していなくても遠隔で別の場所で働いている人」ということになります。

リモートワーカーは基本的に会社の就業時間を守る必要があるため、好きな時間に働くということができないのが大きな違いです。そこで、リモートワーカーとノマドワーカーの違いをわかりやすくまとめてみました。

【リモートワーカー】
会社に所属していることがほとんど
働く場所は選べるが、時間は会社の就業時間と同じ
会社というオフィスがある
【ノマドワーカー】
会社に所属していない人も多い(フリーランスなど)
時間も場所も好きに選べる
オフィスがない

似ているように感じるこの2つの働き方ですが、実は働き方に違いがあるのです。

 

毎日忙しいママワーカーとの相性はバツグン!

時間や場所が自由に選べるノマドワークは、家事に子育てにと忙しいママワーカーにおすすめの働き方です。好きな時に働くことができるぶん、1日の空いた時間を利用して効率的に仕事をすることが出来ます。「子どもが急に熱を出した!」なんて時にもスケジュール管理しやすく、融通が聞きやすいのも嬉しいポイントです。

また「◯時までに仕事を終わらせなきゃ!」というプレッシャーがなくなり、働きやすい環境を作ることができます。これからママワーカーになる予定の方は、ぜひノマドワーカーも視野に入れてみてはいかがでしょうか。

 

ノマドママワーカーのタイムスケジュール例

これまでノマドワーカーとママワーカーの相性がバツグン!とご紹介しました。ここで実際に、ノマドママワーカーをしている方のタイムスケジュールを一例として紹介していこうと思います。

▼おうちワーク協会上級インストラクター 南マイコのタイムスケジュール例

【タイムスケジュール例】

7:00 起床・朝食
8:30 子どもを保育園へ・家事
9:30~12:00 仕事時間(2.5h)
12:00~13:00 休憩・ドラマ鑑賞
13:00~15:00 仕事時間(2h)
15:00 買い物
16:00 子供のお迎え・遊ぶ
19:00 夕食・お風呂
21:00 子供の寝かしつけ
22:00 勉強時間など
24:00 就寝

上記の「仕事時間」のほか、スキマ時間に作業を進めながら、1ヶ月あたりでまとまった納品数を確保しています。

 

家事や子育てをしながらでも、作業時間を作り出せていますよね。

子育てママの多くは、まとめて4~5時間の作業時間を確保するのはなかなか難しいもの。しかし空いた時間を利用することで、家事・子育てと仕事を両立しやすくなるのです。

「毎日忙しくてなかなか作業時間が確保できない」と悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

ノマドワーカーのメリット・デメリット

ママワーカーにとって、ノマドワークは相性が良い働き方です。しかし、ノマドを始める前に知っておきたいこともあります。

そこで、これからノマドワーカーになりたいという方のために、ノマドワーカーのメリットやデメリットを詳しくまとめてみました。

ノマドワーカーのメリット

ノマドワーカーのメリットは以下の通りです。

・働く時間や場所が自由
・自宅より生産性が上がる
・人間関係で悩むことがない
・パソコン1つで仕事ができる

ノマドワーカーといえば最大のメリットは「場所や時間が自由」ということ。空いた時間で仕事ができるだけでなく、外出佐伯で手軽に仕事ができるのも嬉しいポイントですよね。

基本的にはノマドワーカーは会社に所属せず、自分で仕事をもらってくる個人事業主のタイプが多くなっています。そのため人間関係で悩むこともなく、パソコン1つあれば仕事ができることもメリットです。

 

ノマドワーカーのデメリット

ノマドワーカーのデメリットは以下の通りです。

・自己管理をする必要がある
・だらだらと仕事してしまいがち

場所や時間が自由というメリットはありますが、その分しっかりと自己管理をすることも大切です。アプリや手帳を使ってタイムスケジュールを決めたり、タスクを作成して作業を管理するようにしましょう。

また、会社と違って定時がないのがデメリットともいえます。決められた就業時間がなく、いつでも仕事できる環境のため、だらだらと作業を続けてしまいがちです。そうならないためにも、作業時間や終了時間をあらかじめ決めてから作業を始めると良いでしょう。

 

どんなところでノマドする?おすすめスポット

ノマドワーカーは好きなところで作業できるのが魅力です。しかし、作業する場所選びを間違えてしまうと「集中できなかった……」なんて事になってしまいます。

せっかく作業時間が確保できても、集中できないのはもったいないですよね。そこでノマドワーカーにおすすめのスポットをいくつかご紹介していきます。

Wifi完備のカフェ

ノマドワーカーといえば、はじめに思いつくのがカフェですよね。作業をしながらコーヒーなどが注文できますし、お腹が空いたらフードを注文できるのが嬉しいポイント。ノマドワーカーが作業しやすい環境が整っています。

最近ではほとんどのカフェがWifi完備となっていますが、念のため確認しておくと良いでしょう。コンセントが使用できるところだとなお安心。カフェで作業する際には、営業の邪魔にならないように配慮することも大切です。マナーを守って楽しく作業しましょう。

ネットカフェ

「カフェは周りの目が気になる……」なんて方におすすめなのがネットカフェです。個室で作業しやすい環境となっており、10分単位・30分単位で安く利用することができます。

駅の近くにあることが多いので、子どもを保育園に連れて行ってそのまま作業時間に、なんてことも可能です。

レンタルオフィス

最近ではフリーランスやリモートワークといった働き方が増えてきたこともあり、レンタルオフィスが増えてきています。

ネットカフェと同じような形態で、30分〜1日プランなど安い料金で利用できるのです。施設によってはコーヒー無料やコピー無料といったサービスを行なっているところもありますので、ぜひ利用してみてはいかがでしょうか。

図書館

「あまりお金をかけずに利用したい!」という方には図書館がおすすめです。自由に出入りでき、無料で利用できるのが嬉しいポイント。

仕事でわからないことがあれば、参考文献を探すことができるのも大きなメリットです。図書館ということもあり、周りは勉強している人や読書している人ばかり。静かで集中しやすい環境ではないでしょうか。

 

まとめ

今回は在宅ワークをしているママワーカーや、在宅ワークに興味がある方へ向けて、ノマドワーカーの働き方やメリット・デメリット、実際のノマドママワーカーのタイムスケジュール例などをご紹介いたしました。

家事や育児で忙しいママワーカーには、時間や場所を気にすることなく働けるノマドワーカーという働き方がおすすめです。

普段忙しくて作業時間が確保できないと悩んでいる方でも、空いた時間を使って作業することである程度の時間を確保することができます。これからノマドワーカーを始めたいという方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。