「初めての海外旅行、なるべく心配ごとなく楽しめる場所はどこだろう」
とお悩みの方へ、ぜひおすすめしたい旅行先があります。

東南アジア魅惑の国、シンガポールです!

この記事では、初めての海外旅行にシンガポールをおすすめする4つのポイントをご紹介します!

 

<目次>
・シンガポールの基本情報
・おすすめポイントその1 治安が良い
・おすすめポイントその2 移動がしやすい
・おすすめポイントその3 観光ジャンルが多い
・おすすめポイントその4 バラエティ豊かなグルメ
・まとめ

 

〇シンガポールの基本情報

まずはシンガポールの基本情報を7つの項目に分けてご紹介します。

正式名称 シンガポール共和国
面積 東京23区より少し大きい、およそ720㎢
公用語 英語、中国語、マレー語、タミール語
通貨 SGD$(シンガポールドル) 1SGD$=およそ100円※2023年3月現在
宗教 仏教、イスラム教、キリスト教、道教、ヒンズー教
気候 高温多湿(乾季3~10月、雨季11月~2月) 年間を通して25°から32°
日本から 直行便で7時間半

およそ*32,000人の日本人が暮らしており、日本語OKの病院やホテルもあります!
*外務省「海外在留邦人数調査統計」2022年10月1日現在

 

〇おすすめポイントその1 治安が良い

シンガポールは、*2020年に「世界一安全な国」として7年連続で1位となりました。
*米国ギャラップ社の世論調査より 

その理由としてあげられるのは、以下の2つです。

①厳しい規則や罰金制度がある
②世界的に見て低い犯罪率

①厳しい規則や罰金制度がある

以下はすべてシンガポール全土で禁止されている規則です。

・ごみのポイ捨て
・チューイングガムの持ち込み
・公共の場で22:30から翌7:00までの飲酒
・電車内での飲食(ペットボトルでの水分補給も禁止です)
・汚れた車で公道を走る

などなど…

これらのルールを破ってしまうと罰金・罰則の対象となります。
こういった厳しいルールが犯罪の抑止力につながっているのですね。
旅行者も、うっかりルールを破ってしまわないよう注意が必要です。

②世界的に見て低い犯罪率

シンガポールの犯罪件数についてはこんなデータがあります。

2017年の人口10万人あたりの犯罪発生件数は、日本722件に対し、シンガポール567件だったそうです。
こうして数字で見ると、シンガポールがいかに犯罪の少ない国であるのかがわかります。

※『犯罪がまったくない国』ではありませんので、最低限の注意は払う必要があります。

 

〇おすすめポイントその2 移動がしやすい

シンガポールは、コンパクトな面積にみどころがギュっとつまった、観光のしやすい国です。

シンガポール国内での主な移動手段は、以下の4つです。

地下鉄
バス
タクシー
配車サービスアプリ

地下鉄

シンガポールの地下鉄は、MRTという名称で呼ばれています。

国内のほとんどをカバーする6つの路線が走っており、現在もさらに規模を拡大するための工事がおこなわれています。
日本のSUICAやPASUMOのようなチャージ式のICカード【EZ-linkカード】で乗り降りできます。

バス

MRTよりもさらに細かな移動に適しているのが路線バスです。

10分〜20分間隔で運行しています。
MRTと同じICカード【EZ-linkカード】が利用可能。
はじめは乗りこなすのが難しそうに思えますが、ルート検索が簡単にできるアプリもあるので安心です。

タクシー

シンガポールの普通車タクシーは日本と比べて格安です。

初乗りはSGD$3〜5(およそ300円〜500円)ですが、1kmを超えると発生するメーター料金は400mごとにSGDS$0.25〜0.35(およそ25〜35円)ほどです。

日本のタクシーが初乗り500円、1kmを超えるとメーター料金255mごとに100円であることを考えると、かなり良心的です。

配車サービスアプリ

シンガポールでは、『GRAB』、『Gojek』といった、配車サービスアプリが広く普及しています。

ドライバーも多いため、ダウンロードさえしておけばいつでも簡単に車を手配することができます。
担当ドライバーの評価や料金が事前にわかるのも安心です。

 

〇おすすめポイントその3 観光ジャンルが多い

ある*情報通信会社が全国20代〜50代の男女を対象に、「旅行先の選定基準は何ですか?」というアンケート調査をおこないました。*株式会社Paak より

この回答で一番多くの票を集めたのが、『観光スポットの数、バリエーション(33.9%)』だったそうです。

初めての海外旅行、せっかくならさまざまなジャンルの観光を楽しみたいですよね。

ここでは、シンガポールの観光バリエーションを4つのジャンルに分けてご紹介します。

リゾート
ショッピング
近未来都市
異文化体験

リゾートな旅を叶えるアクティビティ豊富な【セントーサ島】

シンガポール本島の南に位置するセントーサ島。

島とはいえ、本島から500mほどの距離です。
モノレールやバスがあるほか、ケーブルカーや遊歩道も通っています。

ユニバーサルスタジオや世界最大級の水族館など、レジャー施設が盛りだくさん!
まさに、シンガポールのリゾートアイランドともいえる場所です。

 

都会的な空気を味わうショッピングエリア【オーチャード】

シンガポールのにぎやかなシティエリアに位置するオーチャード。
メインとなっているのが全長2kmほどの大通り、『オーチャード・ロード』です。

通りの両脇には、世界的ブランドや大型デパートだけでなく、ローカルショップやモールなど、大小あわせるとその数なんと数千店舗!

ショッピングだけでなく、おしゃれでかわいいカフェやレストランが多数あることでも人気なエリアです。

 

自然とエンターテイメントの近未来都市【マリーナエリア】

シンガポールといえば思い浮かぶ、マーライオンや金融街の摩天楼。
3本の巨大な柱の上に船をのせたようなユニークなデザインの大型複合施設、マリーナベイサンズ。

これらのスポットを有するのが、マリーナベイを取り囲む『マリーナエリア』です。

植物園やアートサイエンスミュージアムのほか、夜には光と水の幻想的なショーも見られます。
まさに〝魅惑の近未来都市シンガポール〟を感じるエリアです。

 

異文化を知ることで視野を広げたい

国際貿易港としての歴史的背景から、多民族国家となったシンガポール。

・チャイナタウン(中国系)
・アラブストリート(アラブ、イスラム系)
・リトルインディア(インド系)
・プラナカン文化(中国、マレー系とヨーロッバ文化の融合)

といったエリアが隣り合って共生しています。

それぞれのエリアへ一歩足を踏み入れると、まるで違う国へ来たかのような不思議な感覚を味わえます。

 

〇おすすめポイントその4 バラエティ豊かなグルメ

多文化の入り混じるユニークな風土が人々を魅了するシンガポールですが、グルメの豊富さも見逃せません。

シンガポールにはホーカーズとよばれるフードコート式の屋台がいたるところにあります。

価格は安く、チキンライスや麺料理は1食5SGD$(500円ほど)で食べられます。
中国系、インド系、マレー系と種類豊富なため、3食ホーカーズで済ますという地元民も少なくありません。

他にも、デザート系の屋台や、タピオカドリンクの屋台などもあります。
食べ比べをしてお気に入りの店舗を探すのも楽しいですね!

〇まとめ

旅行者の「あれもしたい!これも見たい!」という欲求を、余すことなく叶えてくれるシンガポール。
治安が良く、移動もしやすいため、初めての海外旅行でも安心して楽しめること間違いなしです!