「別のターミナルに行きたいお店があるけど、迷ってしまうかもしれない」
「異なるターミナルに寄って、飛行機の出発時間に遅れてしまったらどうしよう」
飛行機の出発時間が気になって、別のターミナルへ行くのを諦めたことはありませんか。
羽田空港には「第1ターミナル」と「第2ターミナル」とがあります。
その移動手段や所要時間などを知っていたら、行き来もラクに、空港での時間もさらに満喫することができますね。
そこで今回は元羽田空港勤務の筆者が「羽田空港第1ターミナルと第2ターミナルの移動手段」についてご紹介します。
羽田空港はターミナル間の移動が簡単にできますので、もしよかったら参考にしてみてください。
羽田空港第1ターミナルと第2ターミナル移動手段①徒歩
最もおすすめの移動手段は「徒歩」です。
第1ターミナルと第2ターミナルの間には地下連絡通路があります。
距離は約400mで、動く歩道もあります。
バスや電車とは違い、時間を気にせず自由に行き来することが可能です。
なお通行する際、料金はかかりません。
地下連絡通路は、第1ターミナル・第2ターミナルともに地下2階京急線改札の横にあります。
大きな表示が出ていますので、初めての方でも迷う心配はありません。
羽田空港第1ターミナルと第2ターミナル移動手段②電車
羽田空港に行く電車には2種類あります。
京急線とモノレールです。
まず、京急線に関しては、「羽田空港第1・第2ターミナル駅」となっており、第1ターミナル・第2ターミナルともに同じホームです。
先頭車両側か後ろ寄り車両側か、電車を降りてから進む方向によってどちらのターミナルに行くのかが変わります。
もしターミナル間の移動に京急線を考えた場合、また改札から降りてホーム階に出て歩くことになりますので、遠くなります。
ホーム階が地下なので、ターミナルに出るのも一苦労です。
次に、モノレール線です。
モノレール線については、到着駅が異なります。
「羽田空港第1ターミナル駅」と「羽田空港第2ターミナル駅」です。
4~15分間隔で運行され、所要時間は約1分です。
また一駅分の運賃がかかり、現金では160円、ICカードでは158円です。
所要時間は短いですが、ホームまでの移動時間も考慮しなければなりません。
時間帯によっては電車が来るまでの時間が長くなるので、注意が必要です。
羽田空港第1ターミナルと第2ターミナル移動手段③バス
羽田空港には、ターミナル間の無料連絡バスがあります。
5時~24時までの間、10~20分間隔で運行されています。
新型コロナウイルスの影響で、第1ターミナルと第2ターミナル間のみを往復する無料連絡バスは当面の間運休しています。
そのため、今運行しているバスは「第2ターミナル」→「第1ターミナル」→「第3ターミナル(国際線)」という順番で回ります。
一方通行のため、第2ターミナルから第1ターミナルに行く場合は約3分で到着ですが、第1ターミナルから第2ターミナルへ行く場合注意が必要です。
第3ターミナル経由になるため、時間が約15分かかります。
各ターミナルのバス乗り場は、第1ターミナルは1階(到着ロビー階)8番、第2ターミナルは9番乗り場になります。
様々な行先のバス乗り場がたくさん並んでいますので、乗り場番号とあわせて行先も必ず確認しましょう。
羽田空港第1ターミナルと第2ターミナル移動手段④タクシー
第1ターミナルと第2ターミナル間をタクシーで移動すると、通常5分ほどで行き来が可能です。
距離にするとだいたい2㎞です。
急いでいるときは、タクシーが一番早いと思うかもしれません。
しかし道路の混雑状況によって所要時間は大きく変わります。
タクシーを利用する場合は、時間に余裕を持って行動しましょう。
乗り場は、第1ターミナル・第2ターミナルともに1階到着ロビーにあります。
羽田空港のターミナル間の移動手段 まとめ
羽田空港のターミナル間の移動手段をご紹介してきました。
いかがでしたか?
羽田空港第1ターミナルと第2ターミナルを移動する方法には、徒歩、電車(モノレール)、無料連絡バス、タクシーがあります。
一番簡単に行き来できるのは、徒歩です。
待ち時間なく自由に移動ができ、便利なのでおすすめです。
ただそのときの状況により異なりますので、使い分けるのがいいでしょう。
それぞれのターミナルは、雰囲気が全く異なります。
羽田空港を利用する際は、ぜひ第1ターミナルと第2ターミナル両方へ足を運んでみてください。