こんにちは! 日本おうちワーク協会上級インストラクターの南マイコです。

Webライターは「自宅にいながら仕事ができる」ということで、新型コロナの拡大以降、どんどん人気が高まっていますね。介護中や育児中の方など「自宅で仕事ができたらいいのに…」と感じている方も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、これからWebライターになりたい方へ向けて、Webライターのなり方簡単3ステップをご紹介します。

 

ちなみに私は現在、2歳差姉妹の子育てをしながら在宅ライターとして正社員並みの収入を得ています。

しかも、もともとは完全ド素人のパート主婦。そこからWebライティングに目覚め、現在は複数の企業様と長期契約も交わしていますので、これからWebライターを目指す方はぜひ参考にしてみてくださいね♪

 

Webライターの働き方は大きく分けて2つ

Webライターの働き方は大きく分けて2つあります。

・企業に就職しWebライターとして働くパターン
・フリーランスのWebライターとして独立するパターン

それぞれの働き方について詳しくチェックしていきましょう。

企業で働くwebライター

1つ目は、企業に勤めながら会社員としてWebライティング業務に従事する方法です。

最近ではメディア事業を行なっている企業が増えており、Webライターの求人も増えてきています。

 

企業で働く場合には書類選考に受かり、面接を受けてから採用というパターンがほとんど。企業によっては、自分で執筆したオリジナル記事の提出(テストライティング)を求められることもあり、未経験での採用はややハードルが高い傾向にあります。

新卒でWebライターを目指す方は別ですが、それ以外の場合は、

  • まずアルバイト(インターン)から始めて社員を目指す
  • 別職種で経験を積んで希望の会社(業種)に転職する

といったやや遠回りな道を選ぶ人が目立ちます。

企業Webライターのメリット

企業でWebライターとして働くメリットには、「文章力を鍛えられる」ことが挙げられます。

企業では数人のチーム体制で業務を行うことが多いため、自分の書いた文章をチェックし訂正してくれる指導係のような存在がついてくれます。自分の文章を添削してもらえる機会が多いので、メキメキと文章力を鍛えることができるでしょう。

 

また、ライティング以外の知識に触れる機会が多い、という点もメリットのひとつ。

メディア運営やWebマーケティングなど、広い知見を横断的に学べるのは、企業ライターならではの魅力です。

 

フリーランスwebライター

もうひとつは、フリーランスとしてWebライターで活動する方法です。企業に所属せずに、個人で仕事を請け負うのがこちらのタイプ。

最近ではクラウドソーシングサービスなども増えてきているため、個人でも仕事を受注しやすい環境が整っています。また、初心者向けのライター講座やオンラインセミナーなども広く開催されており、学びの機会も豊富。

パソコン1台あれば誰でも挑戦できるので、「ライターとして活動してみたい!」という初心者に最適な働き方です。

フリーランスwebライターのメリット

通勤もなく自宅で自分の好きな時に働けるので、育児や介護をしている人でも働きやすい点は大きなメリット。

自分の目標や生活リズムに合わせて活動量を調節できるので、「副業」として無理なく活動をスタートする方も多いです。

 

働き方・働く時間・働く場所などをある程度自由に調整できるので、主婦でも学生でもサラリーマンでも挑戦しやすい! これは大きなメリットだといえるでしょう。

ただし、フリーランスWebライターは文章力を鍛える機会が少ないため、プロのライターが開催しているセミナーに参加するなど、常に勉強してスキルアップする必要があります。

 

Webライターのなり方簡単3ステップ!

では、実際にどんな手順を踏めばWebライターとしてスタートできるのか?

そんな疑問にお答えするために、Webライターになるための簡単3ステップをご紹介していきます。

Webライターは資格が必要ないため、今日からすぐに始められるのが人気の秘訣。これからWebライターを始めたいという方はぜひ参考にしてみてくださいね!

ステップ1:Webライティングの勉強をする

まず初めにWebライティングの基礎知識を学びましょう。同じ文章を書く仕事でも、Webと紙媒体では文章の書き方が違ってきます。

そのため、初心者ほど書籍やプロによるWebライター養成セミナーを活用して、Webライティングのノウハウを身につけるのがおすすめです。

 

Webライターは、読者が知りたい情報を詳しく読みやすい文章にまとめるのが仕事。簡単なようで、ステップアップしていくためには、

  • 文章はどのような構成にすれば良いのか
  • 正しい言葉の使い方読みやすい文章の書き方
  • 構成の型
  • ユーザーニーズの捉え方や心理
  • 仕事の獲得方法

など、身につけたい知識がたくさんあります。

もちろん、まずWebライターとしての活動をスタートしてから、徐々に学んでいくスタイルもあり。スキルアップしていけば、好条件の案件を獲得できたり、自分の仕事の幅を広げられたりします。

努力がストレートに結果につながりやすいのもWebライターならではの魅力ですよ!

⇒入門ノウハウが学べる「Webライターdeおうちワーク講座」詳細はこちら

ステップ2:クラウドソーシングで案件を受注する

文章を書くことに慣れてきたら、実際に案件を受注してみましょう。初心者がライティングの案件をとるにはクラウドソーシングがおすすめです。

最近ではさまざまなサービスがありますので、いくつか使ってみて自分が使いやすいものを選ぶといいでしょう。代表的な初心者向けサイトは、

  • クラウドワークス
  • ランサーズ
  • サグーワークス
  • シュフティ

などが挙げられます。さまざまな企業がWebライターに関する案件を募集していますので、積極的に応募してみてください。

案件に応募する際には、提案文というアピールポイントをまとめた文章を送る必要があります。企業がどのような記事やライターを求めているのかきちんと把握し、自信と誠意を持ってアピールすることが大切です。

ステップ3:ブログやnoteで文書を書く練習をする

Web上に文章を「書く」機会を増やすためにも、どんどん記事を執筆してみるのが一番おすすめ。自分のブログやnote(無料ツール)などをうまく活用しながら、とにかく記事を公開してみましょう。

初めは自分の得意分野や好きなものについて書いてみて、「書くこと」に慣れるのが第一歩。好きなものについて書いていくうちに、得意な分野がわかってきます。

自分の得意ジャンルが分かれば、ライティング案件を探すときに役立ちますよね。

 

ステップ2.3共通:ライティング後にやること

文章を書き終わったら「読みにくいところはないか」「間違った書き方をしていないか」を必ずチェックしましょう。誤字脱字の確認はもちろん、読んでいて違和感がある部分は、実は文章そのものを訂正したほうがいいです。

さらに、記事全体の読みやすさは、必ずスマートフォンから確認するクセをつけましょう。PC表示では違和感がなくとも、スマホでみたら読みにくい!という失敗はよくあります。

 

書いたことだけで満足せず、読者にとって読みやすい記事になっているかをじっくりと確認しましょう。

「書く」⇒「確認する」⇒「読みやすさを追求する」⇒「また書く」……

単純なようですが、これをくり返していくだけで、だんだんとスムーズに読みやすい文章が書けるようになっていきます。

「自分ではよく分からない」という方は、プロに添削してもらえる環境を作るのも、成長スピードUPにつながるのでおすすめです♪

 

Webライターの主な仕事内容とは?

Webライターのなり方に触れたところで、実際の仕事内容についてもざっと解説していきます。

WebライターはWeb上の文章を書くことが仕事ですが、それだけではありません。実はWebライターの仕事内容はさまざま。

主にどのような仕事内容があるのか、大きく3つに分けてみていきましょう。

1.記事の執筆

Webライターの基本的な仕事は記事の執筆です。クライアントから依頼を受けて、テーマに沿って記事コンテンツを作成し、納品します。

記事のテーマや執筆する文字数、トンマナ(トーン&マナー)、想定する記事の読者(ターゲット層)などについて指定がある場合も多いですが、自分でリサーチをしながら執筆を進める場合もあります。

基本的には、読者のニーズを検討し、知りたい情報を詳しくわかりやすい記事にまとめることが良い記事の条件だとされています。

クライアントからの依頼内容をしっかりと反映し、読者にとっても依頼主にとっても満足度の高い記事を作成できるよう意識しましょう。

2.取材・インタビュー+執筆

取材やインタビューをしたうえで、取材内容を記事にまとめることもWebライターの代表的な仕事のひとつ。

インタビューをする相手にさまざまな質問をしながら知りたい情報を引き出すために、コミュニケーション能力やリサーチ力が重要です。

さらに相手から引き出した情報をもとに執筆も行うので、取材した内容をうまく読者に伝える構成力やライティングスキルももちろん必要。

やや難易度は高めですが、「人の話を聞くのが好き」「リサーチ力には自信がある」という方に特におすすめの仕事内容です。

3.リライト業務

リライトとは既存の記事に加筆・修正をし、新しい記事に書き直す(ブラッシュアップする)こと。

リライトを行うことで既存の記事をさらに良いものにすることができます。リライトした結果、検索順位や流入数が上がったり、より読者ニーズに合った良いコンテンツになったりと、最小の労力で良い効果を期待できるのが特徴です。

まだまだある!Webライティングの可能性

上記で触れた3つの仕事以外にも、

  • 商品を売るためのセールスライティング、コピーライティング
  • メールマガジンの執筆、SNS運営代行
  • イベント取材レポート作成、店舗取材記事作成
  • ゲームや動画コンテンツのシナリオ作成

など、仕事の幅はかなり広め。

基本的なWebライティングの知識と技術が身につけば、Webに関するさまざまな場面で活躍できる可能性を秘めています。

どれも決して、「誰でもできる」ような簡単な仕事ではありません。が、誰でも挑戦できるチャンスはある。これこそ、Webライターという働き方の面白さかもしれません^^

 

Webライターになるなら知っておきたい2つの知識とは?

Webライターとして活動していくなら、ぜひ身につけておきたい知識が2つあります。

この知識があるかないかで案件の単価が変わってくるため、初心者の段階で学んでおくといいでしょう。

1.SEOライティング

SEOとは「Seach Engine Optimization=検索エンジン最適化」のこと。ユーザーに価値あるコンテンツ(記事)を提供し、GoogleやYahoo!などの検索エンジンに適正に評価されるためにwebページを最適化することを指します。

分かりやすく言えば、「グーグルやヤフーを使って何か知りたい事柄を検索したときに、何番目に表示されるか?」という点をイメージしてみてください。

なるべく上に表示されるように対策を取ることが、SEOライティングの基本になります。記事が上位に表示されると、ユーザーからの閲覧を増え、結果的に依頼主の利益につながっていくのです。

SEO対策には、

  • キーワードの考え方、選び方
  • タイトル・見出しの付け方
  • 記事全体の構成
  • 文字数
  • ユーザーニーズの反映や網羅性

などなど、細やかな知識と技術が必要です。

※ 詳しくは「Webライターdeおうちワーク講座」や「Webライター講座(初級講座)」にて解説しています。

2.WordPress(ワードプレス)の使い方

ワードプレスとは、記事の投稿やサイトの作成ができるコンテンツ管理システムのことです。プログラミング技術がない人でも簡単にサイトを作成できることから、世界中のサイトの1/4はワードプレスが使われているといわれています。

最近ではさまざまなメディアが活用しているため、単に文字が書けるだけではなく「ワードプレスが使えるWebライター」は需要が高まりやすくなっています。

執筆からサイトへの直接入稿作業まで請け負うことで、単に文章を書く+αの報酬を受け取れるチャンス大!

自分の価値を高められるので、ワードプレスの基本的な操作は身につけておくことをおすすめします。

>>ワードプレスの練習環境がGETできる「Webライターdeおうちワーク講座」はこちら

Webライターのなり方3ステップまとめ

今回は、これからWebライターになりたい人へ向けて、Webライターになるための3ステップをご紹介しました。

①Webライティングの勉強をする
②クラウドソーシングで案件を受注する
③ブログなどで文章を書く練習をする

この3つのステップをこなすことでWebライターとして仕事を始める準備ができます。

誰でも気軽にチャレンジでき、「副業」として取り組みやすいのがWebライターの大きな魅力。その一方で、しっかりと基本的な知識を身につけられているかどうかが、“選ばれるライター”になれるかどうかのカギを握ります。

 

Webライターになるのは意外と簡単。そこから日々スキルアップすることが大切ですので、ぜひ楽しみながら、学びを意識して取り組んでみてくださいね!!

日本おうちワーク協会 公式YouTubeチャンネルでも解説中!