家族で共有する事が多い【文房具】。

使用後戻さずそのまま放置されていませんか?そして次に使うときに見つからない……、なんてことはありませんか?

本記事では、「文房具を探さない収納」を実現する手順を3つのステップに沿って解説いたします。わが家の実践例もあわせてご紹介しますので、参考にしてみてください!

STEP1:文房具の収納場所や数を把握する

まず、現在ある文房具をすべて出し、使っているモノと使っていないモノに分類してみてください。

思っていた以上にたくさんありませんか?
使っていないペンや、存在を忘れていたモノなどありませんか?

使っていないモノや書けないペンなどはこれを機に手放し、迷ったモノは一旦残しましょう。

分類が一番重要なので、じっくり時間をかけて文房具と向き合ってください!

STEP2:整理された文房具を収納する場所、収納方法を考える

分類が終わったら次は収納です。場所は使いやすく、取り出しやすいところがいいです。

我が家では、ダイニングテーブルで使うことが多いので、その近くに収納場所を作っています。

収納方法ですが、「見せる収納」と「隠す収納」があります。

「見せる収納」意識するポイント

見せる収納は、ペン立てなどに入れて置く方法です。ただ、大きいペン立てにたくさん入れてしまうと「ボールペンが必要」となったときまた探します。

ですので、よく使うペン類(1軍といいます)を1つのペン立てに入れると、必要なときすぐに取れます。

たまにしか使わないペン類(2軍といいます)は他のペン立てに入れる、または引き出しなどに入れる方法もあります。その他の文房具も、1軍と2軍に分けると使いやすくなります。

分類のときに迷ったモノは、3軍として残すのが理想です。

「隠す収納」コツと注意点

隠す収納は、先ほども触れましたが引き出しなどに入れる方法です。

見た目はこちらの方がスッキリしますが「ボールペンが必要」となったとき

  1. 引き出しを開ける
  2. ボールペンを出す
  3. 引き出しを閉める

以上の3アクションが必要となります。これが苦とならない方は大丈夫ですが、少しでも不安がある方は向いてないかも知れません。面倒になると、しまわずに置いてしまうからです。

それから家族で共有する場合、話し合うことが必須です。自分は苦にならなくても家族から面倒!と言われてしまうと隠す収納は不向きになります。

我が家では、ペン類とハサミ、カッターはよく使うモノなので見せる収納に、ホッチキスやのりなどはたまに使うモノなので隠す収納にしています。

「見せる収納」と「隠す収納」の両方とも元の場所へ戻すためには、ラベリングすることが大切です。

〈シャープペン・ボールペン黒〉や〈カラーペン〉〈ホッチキス〉など戻して欲しい場所、全てにラベリングをしています。

そうすることで家族も元に戻してくれますし、探すこともなくなりストレスもなくなりました。

1軍と2軍に分けるのが大変、場所がない場合は、取っ手付きの大きなボックスに小分けをして収納し、必要なときにボックスごと持ってくるのも1つの方法です。このときもラベリングをしておくと、元の場所に戻すことが出来ます。

収納方法を間違えてしまうと、せっかくキレイに整えてもリバウンドしてしまうので、とても重要です!

STEP3:文房具を収納後、実際に使ってみる

全てが整ったらその状態で生活してみてください。

実際に使ってみると取り出しにくい、使いにくい点など見えてくることがあります。ここでも必ず家族の意見を聞き、改善点があればすぐに変えてみましょう。

自分の意見を押し付けるのではなく、寄り添うことできっと最適な方法が見つかるはずです。

探さない文房具収納を取り入れてスッキリ整理収納!

乱雑になりがちで気が付くと増えている【文房具】。これを機に見直して必要なモノだけにしてみましょう。

各ご家庭によって生活スタイルが違うのと一緒で、収納方法も1つではありません。家族がストレスなく使えるのが1番です!