​​​​「愛犬に手作りおもちゃであそんで欲しい」「簡単に作れる手作りおもちゃが知りたい」

今回はフェルトやペットボトルなど、身近な物を使った手作りおもちゃをご紹介します。

更に、手作りおもちゃのメリット・デメリットもまとめてみました。是非最後までご覧ください。

手作りおもちゃのメリット・デメリットを理解して賢く取り入れよう

犬の飼育経験が少ない人ほど、いざ飼育や預かりをする際に間が持たず、犬とあぞぶことに難しさを感じてしまうシーンも多いでしょう。

そこで自分なりに調べた結果、手作りおもちゃにたどり着きました。

手作りおもちゃにはメリットがたくさんあります! 同時に注意すべきこと(デメリット)もあるのでご紹介します。

メリット1 愛犬が頭を使う

手作りおもちゃの種類によっては「知育玩具」と呼ばれる頭を使ってフードを出すおもちゃがあります。

頭や嗅覚を使うことは愛犬の知的好奇心を満たし、エネルギー消費に繋がります。同時に愛犬の満足度も上がります。

知育玩具は雨の日やお留守番の時も効果的です。是非取り入れたいですね。

メリット2 信頼関係が深まる

おもちゃを使い、「できた」と褒められることで愛犬との絆が深まります。また、手作りおもちゃの種類によっては飼い主さんのお古を使うこともあります。

飼い主さんの匂いがついたおもちゃは愛犬を安心させること間違いなし!

飼い主さんが愛情込めて作ったおもちゃというのも、きっとわかっている、かもしれませんよ。

メリット3 コストがかからない

今回ご紹介する手作りおもちゃは100均で買えるものが中心です。既製品に比べると安価で用意できます。

デメリット1 安全面には注意が必要

既製品のおもちゃは安全面に配慮した素材を使い、テストをクリアして店頭に並んでいます。

手作りおもちゃは犬用ではないものを使用して作るので、注意が必要です。あそぶ時は必ず目を離さないようにしましょう。

デメリット2 耐久性は既製品より低い

手作りですので既製品に比べると壊れるのが早いです。すぐ壊れてもいいという気持ちで作りましょう。

特に、大型犬は消耗が早いので心構えしておきましょう。

DIYした手作りおもちゃの作り方&愛犬の反応をご紹介

友人の犬・モモちゃんを預かる日、材料を持って行きました。

作るのに時間がかかってしまいましたが、作っている場面を見てモモちゃんは「何やってるの?」と興味津々。時々なでたり、ボールを投げたりしながら制作しました。

①引っ張りっこロープ

【材料】
フェルト(なるべく長いもの)

  • 75cm×7cmを4本
  • 色が2色になれば尚◎

100均で買えるので2色にしても200円でできます。筆者は60cmのフェルトしかなかったのでそれで作りましたが、少し短く感じました。

柴犬でこの太さでちょうど良かったです。愛犬に合わせて太さは調整してください。

【作り方】
①色違いのフェルトを交互に重ねる
②片方の端を4枚重ねて結ぶ

③色が交互になるように十字に置く
④色を交互に重ね、一番下のフェルトの輪に通す
⑤キュッと締めながら④を繰り返す

⑥フェルトが通せなくなったらできあがり

編み方さえわかってしまえば20分くらいでできます。

【犬の反応】
とっても喜んでガウガウしてました。上記の編み方はとても丈夫で崩れることはありませんでした。

編み目の隙間におやつを挟むこともできました。洗えるフェルトなら洗濯もOKです。フェルトの他に、飼い主さんの古着で作ってもいいかもしれませんね。

②ノーズワークマット

【材料】

  • フェルト 適量
  • 水切りマット(100均で買えます)

【作り方】
①水切りマットに通せるくらいの幅×15cmのフェルトをたくさん用意します。
長さがあればフェルトのはぎれでOKです。
②穴にフェルトを通して結ぶ、をひたすら繰り返します。

テレビを観ながらできるので簡単です。

【犬ちゃんの反応】
フェルトの間におやつを隠すと、ものすごい勢いで探し始めました。

ルールを説明していないのに犬って凄いです。結んでいるので汚れたらそのままジャブジャブできます。

制作時間ゼロ?! 身近な物もおもちゃに

おうちにある空き容器でできるノーズワークを2点ご紹介します。

①どこにあるでしょうゲーム

ヨーグルトの容器や紙コップなどを3つ用意し、1つにおやつを入れて探してもらうゲームです。鼻をクンクンさせ、一生懸命探していました!

ヨーグルト容器はあそぶ前によく洗っておきましょう。

②なんちゃってコング

コングとはアメリカ生まれのおもちゃで、穴の中におやつを入れ、転がしながらおやつを出す知育玩具です。

これをミニペットボトル(R-1の容器)でやってみました。

モモちゃんはペットボトルに慣れていなく、びっくりしておやつは出せませんでした……。コングより高さがあるので難易度は高いかもしれません。

おやつがあるのはわかっているので、ペットボトルになれればできそうでした。ペットボトルで怪我をしないよう、注意してみてあげてください。

手作りおもちゃで愛犬も飼い主もハッピーに!

安全性の問題から、手作りおもちゃをためらう飼い主さんもいるかもしれません。犬の性格にもよりますが、側で見ていてあげればそれほど危険はありません。

それよりも犬がとても喜んであそんでくれ、全身からキラキラアドレナリンを出しながら、「こういうあそびしたかったんだよね〜」と言わんばかり楽しんでくれたのがとても嬉しかったです。

今回は手作りおもちゃとして引っ張りっこロープ、ノーズワークマット、空き容器でのノーズワークをご紹介しました。

犬によって好きなあそびやおもちゃの好みがあります。自分の愛犬の好きなおもちゃを、その犬のあそびやすいように作ってあげられるのも、手作りおもちゃのいいところですね。

愛犬がどんなあそびをしたいのか、日頃の様子をよく観察して用意してあげましょう。愛犬と飼い主さんが幸せで楽しい時間で溢れますように!