最近では副業ブームということもあり「Webライターは稼げる」と聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。実際のところ、Webライターが稼げるかどうかは人それぞれですし、生計を立てるためにはちょっとしたコツがいるのです。
そこで今回は、Webライターで生計を立てたい方へ向けて、稼げる人の特徴や目指す月収ごとの働き方、Webライターで生計を立てるために知っておきたいサービスについてご紹介します。
これからWebライターで稼いでいきたいという方はぜひ参考にしてみてください。
Webライターで稼げる人・稼げない人の違いとは?
Webライターには稼げる人と稼げない人がいます。では、稼げる人はどのようなことを意識しているのでしょうか?
稼げるWebライターについて、特徴をまとめてみました。
Webライターとして稼げる人の特徴
Webライターとして稼げる人の特徴は以下の通りです。
①たくさんの企業と契約している
稼いでいるWebライターは、たくさんのクライアントと契約しています。これは単にたくさん契約すればたくさん仕事ができる、というだけでなくリスク管理の意味もあるのです。
Webメディアは「集客が見込めない」「新しいメディアを始める」といった理由で更新を終えることがあります。そうなると、これまで受注していた案件は終了してしまうため、新しい案件を探さなくてはなりません。
1つのクライアントに依存してしまうと、突然の案件終了で収入がなくなってしまう恐れがあります。そういったリスクを回避するためにも、複数のクライアントと契約し、収入の柱を分散させておくことが大切です。
②作業量が多い
稼いでいるWebライターは受注している案件が多いため、自然と作業量が多くなります。
Webライターはもともと執筆量が多いほど収入が上がりやすいため、自分が稼ぎたい月収と必要な作業量を計算しておくと良いでしょう。
③スキルアップを怠らない
稼いでいるWebライターはスキルアップも怠りません。
執筆ジャンルのリサーチや文章力をアップするための勉強など、常にスキルアップを意識することが大切です。
④SNSを使いこなしている
Web上で仕事をするからこそ、SNSを使いこなすことでたくさんのメリットを得ることができます。
・SNSで募集している案件を探すことができる
・編集者などから知識を得られる
・知り合いから仕事をもらいやすい
SNSを通じてWebライター同士のつながりができ、新しい仕事をもらうこともあります。また、編集者やベテランWebライターなどが有益な情報を配信している場合もあるので、ぜひ有効活用してみましょう!
目指す月収はいくら?月収ごとの働き方を徹底解説!
Webライターといっても、人によってさまざまなタイプがあり、目標も人それぞれ異なります。
・副業として今の収入に+5万円欲しい
・専業なので月20万円は欲しい
・育児をしながら月10万円稼ぎたい
など、目指す月収は人それぞれ。ここでは目指す月収ごとに、どのような働き方をすれば良いのか、詳しく解説いたします。
目標月収:~5万円
「まずは月5万円を達成したい」という初心者Webライターも多いですよね。
月5万円であればクラウドソーシングを利用して、初心者でもカンタンに達成することができます。
例)文字単価0.7円といった初心者向けの案件でも、
- 目標月収5万円 ÷ 0.7円/文字 ÷ 30日(1ヶ月) = 約2,380文字
- 目標月収5万円 ÷ 0.7円/文字 ÷ 20日(土日は稼働なし) = 約3,570文字
1日約2,380字執筆すれば月5万円を稼げます。決して難しい金額ではありません。
終業後や家事の合間に執筆できる量ですので、Webライターを始めてみたいという方は月5万円を目指してみましょう。
月収10万円
月10万円となると作業量だけでは達成しにくいため、文字単価を意識したいところ。
月10万円を目指すのであれば、文字単価1円以上の案件を探すのがおすすめです。文字単価1円の案件を1日約3333字執筆することで月10万円は達成できます。
もし文字単価1円の案件が受注できず0.5円の案件となってしまうと、1日に約6666字も執筆することになってしまい達成しづらくなってしまうため、受注する文字単価を意識することが大切です。
月収20万円
月20万円となると、これまでのように作業量だけでは達成できません。専門知識やSEOの知識など、Webライターとして他のライターと差別化を図ることが大切です。さらに作業量をキープしながら文字単価も意識したいところ。
月20万円を達成するには文字単価2円以上を目指しましょう。文字単価2円であれば、1日約3333字で20万円達成です。
文字単価2円以上の案件ではこれまでとは異なり、以下のような+αのスキルが必要になる場合があります。
・WordPressへの入稿
・アイキャッチ作成
・コーディング込み
・専門的な知識
どれも収入アップには欠かせないスキルですので、執筆の合間に勉強しておくと良いでしょう。
Webライターで生計を立てるときの注意点
Webライターで生計を立てるには執筆だけではなく、ちょっとしたコツが必要です。つい見落としがちな2点について、詳しくまとめてみました。
固定費を見直す
Webライターとして生計を立てる際には、収入だけでなく支出についても考えることが大切です。毎月の固定費を見直し、月にいくら必要なのかを把握することで毎月の働き方が変わってきます。
Webライターは安定した固定給をもらえるサラリーマンとは異なりますので、「今月は案件があまり取れなかった」なんてこともザラ。急な収入変動にも余裕をもって対応できるよう、できるだけ固定費を抑えるようにしましょう。
継続して受注する
Webライターはクライアントに営業をかけて案件を受注しますが、毎月新規案件を探すのは精神的にも辛いもの。自分の負担を軽くするためには継続案件をメインに探すことも大切です。
継続案件があることである程度の収入は確保されるため、精神的に余裕を持って仕事に取り掛かることができます。仕事のしやすさを保つためにも、単発案件だけではなく継続案件を探すようにしましょう。
Webライターで生計を立てるならここがおすすめ!
Webライターで生計を立てるにはクラウドソーシングやマッチングサイトの利用がおすすめです。数多くあるクラウドソーシングやマッチングサイトの中でもおすすめのサービスを選んでご紹介いたします。
「これから本格的に稼ぎたい!」という方はぜひ参考にしてみてください。
クラウドワークス
クラウドワークスのおすすめポイントは、他のクラウドソーシングに比べて案件数が多いことです。そのため、初心者Webライターでも受注しやすい案件が多くなっています。
「Webライターとして仕事がしたい!」という方は、まずはクラウドワークスの登録から始めてみるといいでしょう。さまざまなジャンルの案件があるため、ライティングをこなしていくうちに自分の得意なジャンルを見つけることができます。
ランサーズ
クラウドソーシングで最大手のランサーズは、幅広いジャンルの案件がそろうサービスです。ランサーズでは「認定ランサー」というシステムがあり、一定の条件を満たすことで高単価の案件を紹介してもらうことができます。
「これからWebライターとしてしっかり稼ぎたい!」という方はぜひ認定ランサーに挑戦してみてはいかがでしょうか。
Wantedly
Wantedlyは企業とWebライターをマッチングするサービスです。ポートフォリオを使って営業をかけていくため、初心者からステップアップした中級者におすすめのサービスとなっています。
高単価案件も数多くありますので、クラウドソーシングで経験を積んだ後に挑戦すると良いでしょう。
Wantedlyでは、Webマーケティング企業やメディア運営会社が数多く登録しているため「マーケティングを学びたい」「メディア運営について学びたい」という方にもおすすめです。
Workship
Workshipは他のマッチングサービスと同じように経験者向けのサービスです。案件数は多くないですが、そのぶん高単価案件が多くなっています。
編集者の案件もいくつかあるため、Webライターで経験を積んで編集者を目指したい方にもおすすめです。
稼げるライターになるには自分自身を知ることが大切
今回はWebライターで生計を立てたい方へ向けて、稼げる人の特徴や目指す月収ごとの働き方、Webライターで生計を立てるために知っておきたいサービスについてご紹介しました。
Webライターとして生計を立てたい場合、欲しい収入に合わせてどのくらいの執筆量、案件数があればいいのかを計算しておくことが大切です。
初心者Webライターであれば、まずはクラウドソーシングで案件を受注しましょう。その後、経験を積んできたら単価や仕事の探し方を変えることも大切です。
今回ご紹介した中級者向けのマッチングサービスで高単価の案件を探すことができますので、ぜひ参考にしてみてください。