「独学でWebライターを始めよう!」という時におすすめなのが、本を使った勉強法です。しかし、Webライターは何を学べば良いのかわからないという方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は独学でWebライターを始めたい方へ向けて、必要なスキルごとにおすすめできる本をご紹介いたします。
これから独学でWebライターを始めたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
独学でWebライターを始めるために必要な3つの知識とは?
独学でWebライターを始める時の悩みとして「何を学べばいいのかわからない」という方が多いと思います。
学ぶべきスキルが分かっていれば、独学でもスムーズにWebライターを始めやすくなるでしょう。
そこでここでは「Webライターを始めるために必要な3つの知識」についてご紹介します。
知識①:読者が読みやすい文章を書く力
Webライターにもっとも必要なスキルは「読者が読みやすい文章を書く力」です。
Webライターはコラム執筆だけではなく、アフィリエイトなどの商品購入を促す文章を書く場合もあるため、読者にとってわかりやすい文章でなければなりません。
伝わりやすい言い回しや漢字とかなのバランス、文章のまとめ方など、読みやすい文章を書くテクニックを学ぶことがおすすめです。とくに初心者Webライターであれば、読みやすい文章が書けるだけで周りと差をつけることができます。
文章力の基本が学べる本はたくさんありますので、Webライターを始める前に数冊読んでみましょう。
知識②:SEOライティングの知識
Webライターが知っておきたい知識として「SEOライティング」があります。
SEOライティングとは、検索エンジンからサイトに訪れる人を増やすために行う施策のことです。SEOを意識したライティングができると初心者Webライターからステップアップすることができます。
また、クライアントもSEOライティングができるWebライターには仕事が頼みやすくなるため、安定した受注のためにもSEOライティングは身につけておくのがおすすめです。
知識③:税金の知識
Webライターに関わらず、個人事業主として仕事をする上で欠かせないのが「税金の知識」です。年間の売り上げが少ない場合でも、年に1度の確定申告は必要になります。
申告した内容に間違いがあった場合は追加で納税することになってしまうため、損をしないためにも正しい知識が必要です。確定申告の際に慌ててしまわないよう、所得税や消費税といった税金関連の知識も持っておくようにしましょう。
最近ではフリーランス向けの税金の本や、税理士さんによるわかりやすい解説の本がたくさん発売されていますので、ぜひ参考にしてみてください。
Webライターを独学で始める時に読みたい本10選
Webライターが独学で始めやすい理由として「参考になる本がたくさん発売されている」ことが挙げられます。基本的な知識やテクニックが学べる本がたくさんあるため、初心者でも独学で学びやすい環境となっているのです。
今回はたくさんの本の中から、上記で解説した
- 文章力
- SEOライティング
- 税金
この3つの観点から、Webライターに必要な知識ごとにおすすめの本をご紹介します。「たくさん本があって選び方がわからない」という方はぜひ参考にしてください。
文章力の本①:100倍クリックされる 超Webライティング 実践テク60
初心者だけでなく、ある程度経験を積んでいても悩みがちなのが「タイトルの付け方」です。タイトルはとても重要で、読者がクリックするかどうかはタイトルで決められています。
しかしどのようなタイトルを付ければ良いのか、解説している本は多くありません。そこで「タイトルの付け方を学びたい!」という方におすすめなのが「100倍クリックされる 超Webライティング 実践テク60」です。
どのようなタイトルを付ければ読者がクリックしたくなるのか、キーワードの入れ方や数字の入れ方といったテクニックについて解説しています。
この本の内容を意識することで、記事が読みたくなるようなタイトルをつけることができ、おすすめです。
文章力の本②:文章力の基本
読者に伝わりやすい文章を書くというのは意外と難しいもの。とくに小学生の頃に文章の基礎を学ぶため、基本的な部分に自信がないという方も多いのではないでしょうか。
そんな方におすすめなのが「文章力の基本」です。
この本は文章の基礎から学べる本で、簡単なテクニックを使うだけで驚くほど読みやすい文章が書けるようになります。「この本を読んで文章力が上がった!」と評判になった1冊ですので、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。
文章力の本③:「うまく」「はやく」書ける文章術
文章を書くことに慣れてきたら、書くスピードも考えたいところ。Webライターとして売り上げを上げるには、良い文章を早く書くことが大切です。
この「うまく」「はやく」を成功させるために必要なのが、執筆前の情報収集になります。「Webライターの仕事の8割はリサーチ」と言われるほど、情報収集は大切な作業です。
この本では、どのように情報収集すれば良いのかがわかりやすく解説されています。「記事を書く手が途中で止まってしまう」という悩みがある方は、この本を参考に情報収集の仕方について考えてみてはいかがでしょうか。
文章力の本④:新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング
この本は現役Webライターからの評価が高い1冊です。
ニュースサイトのナタリーで実際に行われている文章力トレーニングを解説した本になります。これまで数多くのライターを育ててきたナタリーならではのノウハウが詰まっており、意識して書くだけでとてもわかりやすい文章が出来上がります。
1つの文章を例にあげ、どのように修正すれば良いのかが詳しく説明されているので、とてもわかりやすいのがポイントです。ナタリー式トレーニングで文章力アップを目指してみてはいかがでしょうか。
SEOの本①:これからのSEO Webライティング本格講座
ライティングに慣れてきた方におすすめしたいのが「これからのSEO Webライティング本格講座」です。SEOに関する知識を一通り学ぶことができる1冊となっています。
これからのSEOは読者だけでなく検索ロボット対策も必要です。どちらも意識したSEO記事はどのように作成すれば良いのかが丁寧に解説されています。
SEOの本②:沈黙のWebライティング
SEOを学ぶ本として定番なのが「沈黙のWebライティング」です。かなりページ数が多いので不安になってしまいますが、漫画形式で解説されているためサクサク読み進められる1冊となっています。
SEOの基礎から応用までしっかりと網羅された本となっているので、Webライターからも信頼の厚い本といえるでしょう。
漫画形式で読みやすいだけでなく、数ページごとに解説ページも含まれているので知識として学ぶことができます。「SEOって難しそう……」と不安な方におすすめの1冊です。
SEOの本③:SEO対策のためのWebライティング実践講座
初心者だけでなく現役ライターからも人気が高いのが「SEO対策のためのWebライティング実践講座」です。SEOに関する76のテクニックだけでなく、ライティングのテクニックを学ぶことができます。
また、ECサイトやブログなど、Webコンテンツごとの作成方法も紹介されているので、初心者Webライターからステップアップしたい方におすすめの1冊となっています。
SEOの本④:SEOに強い Webライティング売れる書き方の成功法則64
コラム記事だけでなく、アフィリエイト案件が多いライターさんにおすすめなのが「SEOに強い Webライティング売れる書き方の成功法則64」です。この本はSEOライティングが学べるだけでなく、心理学を利用したライティングを習得することができます。
アフィリエイト案件のように読者に行動を促して収益を発生させるためには、心理学を利用するのはとても有効な手段です。心理学というと難しそうですが、Webライターが取り入れやすいものばかりですので、まずは気軽に読んでみてはいかがでしょうか。
税金の本①:お金のこと何もわからないままフリーランスになっちゃいましたが税金で損しない方法を教えてください
漫画家のあんじゅ先生が税理士の大河内さんと出会うところから始まるこの本は、漫画形式で読みやすく解説された税金関係の本です。
発売直後からフリーランスを中心に人気となった1冊で、Amazonなどの通販サイトでもベストセラー1位を獲得しています。難しい専門用語などでつまづきやすい税金の話でも、わかりやすく解説されており、初心者Webライターにも優しい内容となっています。
税金の本②:フリーランスを代表して申告と節税について教わってきました
「税金についてのイメージが浮かびやすい!」と人気となっているのが「フリーランスを代表して申告と節税について教わってきました」です。
フリーランスを始めたばかりの頃は、確定申告などもイメージがつきにくいのではないでしょうか。そんな初心者Webライターでもわかりやすいように解説されており、知りたかった疑問が解決されています。ぜひ確定申告の前に必ず読んでみましょう。
まとめ
今回は独学でWebライターを始めたい方へ向けて、必要なスキルごとにおすすめできる本をご紹介いたしました。
Webライターを始める上で学びたい知識は以下の3つになります。
- 読者が読みやすい文章を書く力
- SEOライティングの知識
- 税金の知識
Webライターはどんどん知識をつけてスキルアップしていく必要がありますが、まずはこの3つの知識を学ぶところから始めるのがおすすめです。
「たくさん本があってどれを選べばいいのかわからない」という方はぜひこの記事を参考にしてみてください。