仕事を完璧にこなしたい完璧主義。思い当たることがありますか?質の高い結果を出せたり、丁寧な仕事の仕方で周囲から信頼を得られたり、良い面はたくさんあります。しかし、あまりにも自分に厳しく、自分自身を追い込んでしまうと、つらくなる場合もあるでしょう。そうなっては楽しいはずの仕事も楽しくなくなります。それでは勿体ないですね。
そういう傾向があるのでしたら、心が軽くなる考え方を頭にいれておくとよいでしょう。この記事では要領よく適度に頑張り、仕事が出来るようになるための工夫を7つお伝えします。頑張りすぎてストレスをためてしまう方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
仕事が進まないのは完璧主義だから?
スムーズに仕事が進まないと、周りから要領が悪いと思われるのではないか…と考えるとますます焦りますね。仕事を任され、はりきってとりくもうと思っても、こだわるポイントが多すぎて、なかなか進みません。
「仕事内容を完璧に理解して作業したいが、ひとつひとつしっかり理解することに時間がかかる」
「不明なことをそのままにせず、問題の箇所をクリアにしてから次に進むので、時間がかかる」
こうなると、今日の業務が終わらないなんてことになってしまいがちです。残業が増えて体力も消耗してしまいます。
仕事のクオリティをあげるよう努力することは大切ですが、さまざまなことに完璧を求め過ぎてしまうと、自分と周りがつらくなっていきます。
完璧主義にならないための工夫7選
しんどくなりすぎないように工夫できることはないか?できることを考えてみました。
完璧と思えなくても、一通りやりきることを目標にする
仕事の場合、業務をある程度終わらせないと周りの人も困ります。ですから、自分の業務を「1つの箇所を完璧にこなすのではなく、全体を7割こなせるようにする」と心がけます。7割の質で全体を終わらせることに慣れていった後、真面目に仕事をこなしていれば徐々に8割、9割と全体の質が上がっていくのではないでしょうか。仕事の質が上がれば、満足度も上がりますね。最初から全てを完璧にはできない、と頭にいれておきます。
一通り終わらせることを意識する
どうしても、細部が気になって仕事がすすまなくなってしまうときは、「時間のある時に見直そう」とその場で、自分だけが分かるようにメモしておくと気が済むかもしれません。翌日以降にメモした部分の復習もおすすめです。
間違えてしまう自分を責めない
「間違えた自分はだめだ」と落ち込んだときは、意識してできているところに着目します。少しでもミスするとやる気が失せてしまいがちですが、出来ている部分に注目します。数字が出るのであれば、出来た数字を見て納得するようにします。
今すぐやらなくてはいけないことか?を考える
自分に対する要求のレベルをさげます。優先順位をつけて、「順位の低いものは、今すぐ頑張らなくてもよい」と考えましょう。
自分の間違いを認める
間違いを認められないと、次に進めません。その他にも、ミスして必要以上に落ち込んだり、自分を責めたりしてしまいがちです。結果、次の仕事の成果が出づらくなってしまいそうです。
他人の評価を受け流す
心を守るために、時には受け流すことも必要です。周りからのアドバイスは素直に耳を傾けたいですが、言葉の裏を読みすぎたり、周りからどう思われているかを気にし過ぎたりすると疲れます。
「完璧な自分」を諦める
100点でなくても構いません。意識して、70点でも良しとします。意識して諦め、先に進みます。「間違えてもやり直せる」と心に置いておきます。そう思うと、前向きになれるでしょう。
まとめ
頑張りすぎて疲れていることは、一生懸命取り組んでいる証拠です。疲れてしまうだけでは、良い結果に結びつかないこともあるので、意識的に自分の出来ている部分・優れている部分を見るようにしたいですね。適度に自分なりに一日の業務をこなせればよしとしましょう。