ワーホリが決まって、もうすぐ渡航。荷物が全然まとまらないし、そもそも何を持って行けばいいのか分からない……と困っていませんか?実際にオーストラリアで1年間働いたわたしが、女子目線で実体験を交えながら、本当に必要なものを厳選してお伝えします!

オーストラリアワーホリで必要な女子目線の持ち物15選

現地に住んでみて必要だと感じた持ち物を、「衣服」「スキンケア」「生活用品」の3編に分けて解説していきます。

衣服編

1. 下着

下着は少し多めに持って行くことをおすすめします。オーストラリアで下着を買おうとすると、日本とサイズ表記が異なっていたり、質があまり良くなかったりします。また、オーストラリアの洗濯機や衣料用洗剤は強力で、乾燥機で服を乾かすおうちも多いため、日本に比べて衣服の劣化を速く感じました。

2. ヒートテック

ヒートテックを使えば厚着をしなくて済むため、とても便利でした。オーストラリアは常夏のイメージですが、冬は意外と気温が下がります。冬服や防寒グッズは現地のお店でも買えますが、帰国時の荷物のことを考えると、あまり物を増やしたくないですよね。

3. ウルトラライトダウン

コンパクトにたためて暖かいウルトラライトダウンも、持って行ってよかった防寒アイテムです。色々な形がありますが、私はロングベストタイプを持って行って大正解でした。

4. UVカットパーカー

夏のオーストラリアでは、交通機関や建物の中で強い冷房が効いていることが多いです。そんな時に便利なのは、薄手で長袖のUVカットパーカー。かさばらないので持ち運びもしやすく、急な温度の変化に対応できるので、真夏でも常に持ち歩いていました。

スキンケア編

5. 日焼け止め

日本の日焼け止めは質が良いと評判で、現地の女性たちにも人気です。オーストラリアの日焼け止めはベタベタしているものばかりだそうです。「こっちへ来てからなかなか肌に合うものが見つからない……」と悩んでいる敏感肌の日本人も何名かいました。少し多めに持って行って、日本からのお土産として、仲良くなった人にプレゼントするのもいいかもしれません!

6. クレンジングオイル

オーストラリアでは、クレンジングオイルがあまり見当たりません。拭きとりシートのクレンジングが主流で、それで洗顔まで済ませてしまうことが多いようです。クリームやジェルタイプのクレンジングも探せば売っていますが、自分に合うものに出会うまでに時間がかかる可能性も。普段日本でオイルを使われている方は、少し多めに持って行くといいです。

7. 化粧水

化粧水も日本ほど浸透していないため、ラインナップが少ないです。生活に慣れるまではなじみのあるものを使えるよう、数か月もつ程度の量を持って行くことをおすすめします。ただ、オーストラリアは日本に比べて乾燥しているので、日本に居た時とは肌質が変わることも。保湿に特化し、かつ刺激が少なめの化粧水を日本から持って行くことをおすすめします。

生活用品編

8. 折りたたみ傘(晴雨兼用)

オーストラリアでは傘を持ち歩く文化があまりなく、少しくらいの雨なら平気で歩いている方々ばかりです。ビニール傘の概念も無いため、日本のように傘が簡単に手に入る環境ではありません。急な天気にも対応できるよう、折りたたみ傘を持ち歩くといいと思います。晴雨兼用なら日焼け対策もできます。

9. 爪切り

意外と忘れがちな爪切り。現地でも購入できますが、形が少し違って使い心地が悪かったり、そのわりには高かったりします。日本から持って行ったほうが安く済むし、品質もよさそうです。

10. 歯ブラシ

オーストラリアで一般的な歯ブラシは、すべてヘッド部分が大きいです。キッズ用を買ってもまだ大きくて、とても磨きにくい!普段小さめヘッドの歯ブラシを使われている方は特に、日本から多めに持って行きましょう。1か月に1度の交換が目安です。

11. 水筒(保冷&保温)

ペットボトルの水は高く、みんな自分の水筒を持ち歩いています。そのためオーストラリアにも水筒はたくさん売っていますが、保冷できないタイプの水筒が非常に多いです。特に、日本の水筒のような保冷も保温もできるタイプはあまり見ません。夏の熱中症予防のためにも、日本から保冷できるタイプを持って行きましょう。

12. 大きめのリュック (30L以上)

自炊しようと考えている方は、スーパーで買い物する機会がとても多くなることでしょう。そんな時に、大きめのリュックがあると便利です。スーパーの袋は有料ですし、エコバッグに入れた重い荷物を手で持って運ぶのは大変。大きめのリュックがあれば、両手を空けられます。また、機内手荷物のサイズ規定を満たせば、行き帰りの飛行機、さらに滞在中の旅行時にも非常に役立ちますよ。

13. 部屋用虫よけスプレー

オーストラリアで売っている虫よけは強力な分、匂いが強すぎるものばかり。一度スプレーすると、30分以上はその場所を離れていないといけないほどです。蚊やハエ程度の虫なら、日本の虫よけスプレーでも充分効果があります。

14. ノイズキャンセリング付きイヤホン

オーストラリアではシェアハウスが一般的です。一緒に住む人にもよりますが、騒音が気になる場合も。自分も音には気をつけ、音楽を聴く時などはなるべくイヤホンを着用するようにしましょう。騒音が気になる時にノイズキャンセリング付きのものがあると、とても役立ちます。

15. 蒸気でホットアイマスク

新しい環境に住み始めると、睡眠に影響があることがあります。そんな時にオススメなのが、蒸気でホットアイマスクです。小分けになっていて、オーストラリアで見ない商品なので、お土産として配るのもいいと思います。ホットアイマスク以外にも「これがあると眠りやすい!」という安眠グッズがあれば、持って行くことをおすすめします。

番外編: 必要なかったもの

必要なものが分かった一方で、せっかく持って行ったのに実際は必要なかったものも。こちらも参考までに、合わせてお伝えします。

× スーツ・黒パンプス

使う機会は一度もありませんでした。日本のように全身スーツで通勤している人はほとんど見ません。オフィスカジュアルの服があれば充分です。

× デオドラントグッズ

オーストラリアのほうが品揃えがよく、効果も高い気がします。

× 日本の調味料

日本の調味料(しょうゆ、みりん、みそなど)は、主要なスーパーに売っています。アジア食材店も多いので、手に入りやすいです。

× シャンプー・コンディショナー

水質が異なるからか、日本のシャンプーはあまり泡立ちませんでした。荷物にもなりますし、数日から1週間分だけ持って行って、すぐに現地で買うといいでしょう。日本にあまりない香りのものもたくさんあるので、色々試してお気に入りを探すのも楽しいですよ。

× ヘアアイロン・ドライヤー

ヘアアイロンやドライヤーは現地でも買えますし、値段もさほど高額ではありません。海外対応のものをわざわざ用意して持ち運ぶよりは、現地で調達するほうがいいと思います。帰国時には、部屋に寄付する、知り合いにあげる、もしくは売ることができます。

荷造りのポイントと心構え

持ち物が決まってきたら、次はパッキング!荷造りするうえでのポイントも2点、おさえておきましょう。

荷造りする前のリスト作り

荷造りする前に、リスト作りをしておきましょう。おすすめは、スマホのメモ帳に落とし込むこと。ふと、「あっこれも必要だ!」と思いつくこともあるので、そんな時にアップデートしやすいですし、買い物するにも便利です。リストを作る際には、身の回り品(ミニバッグなど)、機内手荷物(リュックなど)、受託手荷物(スーツケースなど)のように、バッグごとにリストを作るといいでしょう。

まずは1週間分を準備

大前提として、荷物は少なくて軽いに越したことはありません。1週間生活できる荷物があれば、その間に買い物にも行けますし、充分なんとかなります。長期滞在する場合でも、まずは1週間現地に滞在することを想定して、必要なものを考えることから始めましょう。

女子向けのオーストラリアワーホリ持ち物まとめ

今回15選でご紹介したもの以外は、たいていのものが現地調達可能です。それに、どこにでも日本人コミュニティーはあるので、いざとなれば助け合えます。だから、必要以上の心配はしなくて大丈夫。必要なものを賢く持って行って、ワーホリ生活を満喫しましょう!